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要素がいっぱい…保険料

■要素がいっぱい…保険料

「火災保険」の保険料は、どのようにして決まるのでしょうか?まず、保険商品の種類によって、保険料は異なっています。《モノ》の種類で《値段》が違う…ということは、「火災保険」に限らず、全業種・全世界に(?)共通ですね。

また、保険商品は、補償(…生命保険は保障)される期間によって保険料が異なります。保険期間が長期である商品ほど、1年ごとの保険料が割安になっています

さらに、損害保険の商品では、補償される範囲が広い商品ほど保険料が高くなっています。「火災保険」では、補償が《建物》と《家財》に分かれていて、契約も別々です。《建物》の保険と《家財》の保険…どちらか一方でも両方でも、ニーズに合わせて契約できます。

ところで、《家財》の保険のみの契約は『家財保険』といわれ、そのまま《商品名》となっている場合もあります。しかし、《建物》の保険を『建物保険』‥とはいいませんよね。ナゼでしょう?

《住宅物件用》の「火災保険」である「住宅火災保険」「住宅総合保険」「団地保険」は、《建物》を連想する名称です。初期の「火災保険」では、《建物》のみが補償される…とかんじてしまいます。

話を戻します。(脱線してすみません)

《建物》の保険の補償範囲とは、保険の対象となる建物の面積の広さ…ということになります。そして、「家財保険」の補償範囲(補償額)は、家族構成や年齢などにより設定されています。

「家財保険」の『補償額』の設定基準は、保険会社によって多少異なる場合があるため、加入する保険会社で試算してもらうと良いですね。

さて、保険商品は、何らかの『特約』を付加して契約するのが一般的です。『特約』を付けずに《主契約のみ》で保険に加入することは、もちろん可能です。
しかし、多くの保険契約者が、『特約』を付けて加入しているのが実情のようです。

商品と同様、『特約』の内容によって、《値段》=「特約保険料」が違います。
保険契約をする際に、各種特約の中から必要なものを選択して、必要と思われる分だけ付加します。したがって、付加する『特約』の種類や保険金額が多いほど、契約する保険商品全体の保険料が高くなります。

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