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自動車保険契約の契約パターンについて


■自動車保険契約の基本パタ-ン参考例
保険内容 契約パタ-ン 契約金額参考例(標準)
対人賠償保険 基本的パッケ-ジ 無制限
対物賠償保険 基本的パッケ-ジ 無制限
搭乗者傷害保険 基本的パッケ-ジ 1000万円

上記の基本契約プラス任意の追加オプション
車両保険 ・一般的な車両保険
・車対車限定プラスA
型式と初年度登録で査定
車両保険関連の付随特約
・身の回り品担保特約
・車対車免ゼロ特約
・代車費用担保特約
・事故付随費用担保特約
人身傷害補特約 過失に関係無く100%補償 3000万円~無制限
ファミリ-バイク特約
ご家族がファミリーバイク(借用バイクを含む)を運転中に起こした、対人事故、対物事故、ファミリーバイク搭乗中の自損事故を補償。
なお原付での事故は等級の上げ下げに影響しません。

ファミリーバイクとは、排気量が50cc~125ccの原付
以上が簡単な契約パターンです。最近では上記の基本契約に標準タイプとして人身傷害保険を組み込んだ保険商品が主流になりつつありますが、そこは自分自身にとって必要な補償なのか、そうでないのか保険会社からの届いた見積もり、パンフレッツトを充分に 検討された上で、提示された商品内容等を理解する為に自動車保険の概要と、参考に契約選択のポイントを掲載しました。

車両保険
自損事故から当て逃げ、災害等あらゆる車両損害をカバーする一般車両保険/strong>と、車対車の事故(相手車両の特定できる)と災害や盗難をプラスした車対車+Aと相手の限定できる車対車の事故による車両損害のみ補償するタイプがあります。保険料は補償範囲の広いほうが当然高くなります。

■各種主な特約について
他車運転危険担保特約
他人の車を運転していて事故を起こしたとき、不幸にも運転していた車が保険に加入していなかったり、補償の適用外(年齢等)の時は、(注)自分の加入している保険を使える。あくまでも「臨時に」借りて使ったという名目が必要になります。

(注)「記名被保険者が個人で、かつ契約車両が自家用普通乗用車・自家用小型乗用車・自家用軽四輪乗用車・自家用小型貨物車・自家用軽四輪貨物車・自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン以下)・自家用普通貨物車(最大積載量0.5トン超2トン以下)
・キャンピング車」に限定されます。

自損事故保険と無保険者傷害保険
自損事故保険、無保険者傷害保険は対人賠償保険に自動付帯になっていて、自損事故死亡保険金は1名あたり保険1500万、後遺傷害保険金1名あたり50万~1500万円、入院¥6000、通院¥4000が1事故限度100万円として支払われる。

一方、無保険者傷害は対人賠償保険金額と同様となっています。事故当事者の相手方が保険に加入していなかったり、あるいは加入している賠償額を上回るような時にその差額が無保険者傷害保険で適用される。人身傷害保険金とは重複して支払われません

昨年来コンピュターの入力ミスで不払いになった特約、対人賠償に自動付帯しているこのいわく付きの特約は、本来の保険金額とは別枠で被害者が死亡した場合や、入院した場合に、臨時費用保険金として支払われるものだと言うことを頭にいれておきましょう。

対物全損特約・対物臨時費用特約
対物事故で相手の自動車の修理費が時価額を超え場合に、(型式の古い車であれば、時価額より修理費が上回りよくトラブルなるケースが有ります)その差額を負担した場合、差額部分をこちらの過失割合を乗じた額を保険金として支払というもの。
(50万円限度)また対物事故の相手方へのお見舞い費用として1回の事故につき1万円を保険金と支払うものがセットになっています。

搭乗者傷害保険 (医療保険金 部位・症状別定額払)
自動車事故によって、契約している車に乗車中の運転者および同乗者が、死亡または負傷を被った場合に、定額の保険金が支払われます。
搭乗者傷害保険は、その車に搭乗している人すべてのケガや死亡に対応します。保険金を請求しても等級割引には関係ありませんので、とりあえず保険会社に請求してみましょう。

最近の搭乗者傷害保険の主流としては、定額の保険金を支払う「部位・症状別テーブル払方式」を採用している。治療中であっても保険金をスピーディーに受け取ることができます。

一方日額払いタイプは入院給付金、通院給付金はそれぞれ契約金額の1.5/10001、1/1000になり例えば1000万円の搭乗者障害保険金では入院が1日1500円、通院10000円となります。給付は仮に通院していても、日常生活に特に支障が無くなる場合まで。

人身傷害補償特約
この人身傷害補償特約というのは、言葉を変えて言うならば自分を守るための保険です。自動車事故にあって死亡したり、怪我をした場合に相手方との過失割合の決定を待たずに、損害額を(人身のみ)いわば立替払いような形で100%(契約金額が上限)支払って くれます。従来の示談交渉サービスのついた「SAP」や「PAP」では相手方の過失100%悪い場合には、加入先保険会社の支払いがないので、示談交渉は自分自身でということになります。

しかし人身障害補償であれば、契約者に立替払いをした時点で示談交渉権が保険会社に移るので相手方100%の過失であっても対応してくれるのです。又、他には契約者とその同居の家族であれば、歩行中や他人のクルマに乗っていたときの自動車事故もカバーしてくれる充実ぶりです。保険料が約2割程高くなりますが、その分安心感を買うと言ったところでしょうか。

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